被災地・宮城の旅録⑮(南三陸)
2019/09/05 14:27
陸前階上駅からバスに乗り、志津川駅に向かった。 部活帰りの学生たちが乗り合わせていたので、汗の匂いがこもった車内の バスに1時間ほど揺られ、到着。
17時半をすぎていたので、日が傾き出していた。
(↑◯をつけたところが、立ち入りができなかったが津波を被った旧防災対策庁舎。 志津川駅周辺は10mの埋め立てをしたらしく、実際に庁舎を見ると、目線と同じくらいの高さだった。)
( ↑右の眺望山からみた景色が↓)
(↑震災前) (↓震災後。実際周辺には家は全くなく、僅かな飲食店があるくらい)
(↑三陸商店街。訪れる人が観光客しか居ないため、あまり賑わっているとは感じなかった。そのためかお店をお休みしているところが多い…。開いていたのは、コンビニと100円ショップ、雑貨屋さん、接骨院くらい。それだけ人が来ないということなのかもしれない。)
(↑真ん中に見えるのが献花台。この真っ暗な時間に1人で献花台にいくのは少し気が引けたけれど、手を合わせてきました。)
綺麗な夕焼けとともに。 復興は進んでいるけれども、人が賑わって活気付いているという印象はなかった。多分住んでいた人たちはみんな外に出て行ってしまって、住む人もほぼ居ないという感じ。平日6時ごろの商店街でお店が4店舗しか空いていないという現実が、それを物語っているように感じた。
2019/09/05 14:35
(追記) 21.6mの津波が志津川駅周辺を襲った。 あの駅周辺一帯に家が全くなかったのをみると、その規模の大きさに驚きと恐怖。 ↑現在建設中。令和2年ごろから公開になるらしいので、その時には観光地として多くの人が訪れ、震災を知るきっかけになってほしいなと思う。