被災地・宮城の旅録③(新浜地区)
2019/09/03 10:58
先ほど、稲穂畑で柴犬を放して散歩しているおじちゃんと話すことができた。
荒井駅から東へ行ったところの、仙台東インターチェンジ超えたあたり。
途中まで一緒に歩こうと言ってくださったので10分ほどお話しした。
当時のお話を聞くと、津波がインターチェンジ道路まで来たのだそうだ。震災が起きた2時半ごろは、サイクリングで海沿いを走るのが日課だったそう。しかし、その日に菅直人の答弁があったかなんかで丁度家に居たらしく、比較的海から離れたところに居たらしい。
地震発生時、テーブルの上にあったコーヒーは地震の揺れと同じように揺れ、ただただ恐怖だったという。津波警報は発生時から少し経ってから発令されたらしく、おじちゃんたちは避難したみたい。でも津波警報が頻繁にでていて、それで来た試しがなかったために一度は避難しても、家に戻った人たちは亡くなってしまったそう。飼っている猫ちゃんは震災がトラウマになっているようで、少しの揺れでも怯えてしまうのだとか。
おじちゃんが最後に、美味しいラーメン屋さんと園芸センターをお勧めしてくれた