日暮里駅から京成線へ乗り換えたところ
京成線に乗っている
吉本ばななのデッドエンドの思い出
を読みながら。
とても大好きな本なので、読み返していた。
2週間に1日くらい、とても心が穏やかでまったりとする日がある。時期として、心に余裕があるときに限るけれど。
(就活の年だけど、今は就活のことを考えない息抜きの時期。2年染めてなかった髪を茶色にして、映画観賞、読書、友達と遊んでリラックスしている毎日笑)
自分でいうのもなんだか恥ずかしいけれど、
そういう日は自分の所作はいつもより綺麗だと思う。
背筋がピッと自然と伸びて、無駄な動きをしない感じ。バックの中から本を取り出す時も、スッと開けて、スッと本を取り出す。時計を見る時もスッと。次の駅はどこかなって本から目を離して見上げる時も、スッと。
これは私の感覚なので、周りから見たらいつもの私と変わらないのかもしれないけれど。
でも今日みたいな日は少し良い意味で歳をとったような感じがする。
今は昼12時手前。
雲ひとつない快晴だということもあり、太陽の光が心地よく電車の窓から差し込む。
いつかの懐かしい思い出が残る日暮里駅からの乗り換えに情景が浮かんでくる。
私の斜め前の席には、親と子が眠る。子供はお母さんの膝の上に乗って。今にも、子供がずり落ちてしまいそう。
人や場所、時間、天候、音など
今起きている全て偶然の重なり合いが
私の感情を作り出す。
あ〜この平和がずっと続けばいいのに
本当にそう思っていた。