線香のはなし
今朝4時すぎにおじいちゃんが亡くなった。
私が起きた時に、両親からそうやってメールが来ていた
両親は、日の出直前に冷たくなったおじいちゃんと一緒に病院に行ってたみたい
おじいちゃんは、老人ホームに入っていたから
最近あったのは一ヶ月前くらい
絶対に怒らない
いつでも優しくて、にこにこしていたおじいちゃん
不思議と涙は出なくて、
起きてすぐ、知らせを見て
二階の自分の部屋から、一階の仏壇の前へ
誰も家にはいなかったから、暗くて音のない部屋で
お線香を二本
おじいちゃんとおばあちゃんの分と思って、二本に
そうしたらね、不思議なことが起きて
二本同時に火をつけたのに、
二本のうちの一本のほうが燃えるのが早かったの
それでもう一本のほうが、それを追いかけるように燃えていて
でも最後の灰に埋まる時にはね、追いついて二本とも同じように燃えていたの
先に逝ってしまったおばあちゃんを、おじいちゃんが追いかけているようだった
この時に二人は天国で出会えていたのかな
また、どこかで会えたらいいな。
にゅ!
とてもいいことがあった。
でもだまって、心の中に。
いいことがあると、幸せを共有したくて
すぐにいろんな人たちにいってしまうんだけどね。。
これを読み返した時に、笑っていますように!
9月
にゃ
9月になった!
夏休みが終わちゃったのもなんか物寂しい気持ちだったけれど
9月始まったら始まったでとてもいい感じ
今日はカラッと涼しくて、日が落ちるのも早くて、秋が少し顔を出したね
明日から台風くるし、残暑らしいんだけど。
夏休みに読んだ本と見た映画をメモするんご
(本)
読者(ほとんどが村上主義者)が、村上さんに直球で人生のこと、対人関係のこと、ジャズのこと、野球のこと、猫のことなどなんでも質問メールを送って、その中から厳選された400通以上の質問に、村上さん本人がポップに回答しているもの。
感性豊かに、良い意味で自己中に生きてきた村上さんだからこそできた回答がたくさんあってすごくタメになったな。
心に残ってるのは、
また忘れた頃に読み返して、自分を振り返りたい
なんともコメントしづらい作品。。あまりに表立ってでてこないような生き方が、存分に見ることができる。わかったことは、言葉や感情が人を殺すなんて、ナイフで殺すよりも簡単だということ。人を愛するということは、殺意と紙一重なのかもしれないね?
まず読み手の視点が最高に面白い。読んでいて、自分が読み手の男になった気分でストーリーが進んでいく錯覚がある。一人の男が繰り広げる人間関係の中で、離れ離れになっていた姉妹の心が繋がるまでの話。
もう一度読んで、理解深めたいですな
ここ好き
でも、ここを読むと無意識にあの人を思い出す。多くの世界を見ていたはず。人とは比べ物にならない広い視野を持って、いろんなものを感じ取っていたんだろうな。これを思うと、好きなことをして人生が終わるのであれば幸せな終わり方なのかもしれない。もちろん周りは悲しむに決まっているから、自己中な考えだけど
こころ:夏目漱石
何度読んでも、毎度違うことを考えさせられる。先生の領域に少し足を踏み入れて見たい気もする。。。。
にょにょにょっき:穂村弘
ただただほっこり
何かに夢中になったり、考え事ばかりしていると、日常の中にある面白いものとかきれいなものを見落としてしまう。こういうものを読むと自分の中で、なにかがリセットされて日々の中でアンテナがはれるようになる。不思議だねえ
先輩がおすすめしてくれたもの
思考の整理学:外山滋比古
実はまだ2/3までしか読んでいない。けれど、本の読み方、新聞の読み方、物事を考えるときの心得的なものが論理的に書かれているもの。
なにもかも、迷ったりしたら一晩寝かせる。うん、そうだよね
(映画)
リトルフォレスト:森淳一
しあわせのパン:三島由紀子
一度でいいからこんな暮らししてえよお!と、心がぐちゃぐちゃっとなる作品たち
ただのわたしの憧れがギュギュぎゅっとつまってる
主人公が、家の壁の中にあった宝箱をみつけ、そして会ったこともない持ち主に恋をする。宝箱を持ち主に返すまでのお話。かけがえのないもので毎日は溢れていると思わせられる。主人公の遊び心溢れた性格が、どんどんストーリーを展開していく。
にょにょにょっきと同じ感じで、自分がリセットされる作品。
やっぱり、不思議だな。。
キャロル:トッド・ヘインズ
ケイトブランシェットの色気がただただすげえ。
野火:塚本晋也
無意味な戦争が、無限に人を変えていく。
もっとこういうものが世にどんどん出ていくべきだと思うんだ。
なかなかショッキングなので、あと三年くらいは観なくていい
ノンフィクション映画。ミュージックなしの無音作品
いまの社会に訴えかけるものがある。
これを観た後に、将来子供欲しいとは軽々しく言えなくなる
永作博美が可愛すぎて、後100回は観られる。大好き
美大生の生徒と先生の恋の話
無伴奏:矢先仁司
ノルウェイの森と何か通じてる。
なんか、ストーリーの流れ方がゆたゆた、どろどろっとしてて3回くらいに分けて観た
内容、、ぐちゃぐちゃで説明できない
王道ですまんって感じだが、めちゃ好き。夏休みに2回観た
ジャンプ漫画家の高校生の話
ジャンプにすごく興味を持って2週間くらい買ってみた(飽きた)
カメラを止めるな:上田慎一郎
周りに観たほうがいいといわれ、相当な期待をかけて観に行った。。
なのにめちゃ面白かったなんだあれ…
きみの鳥は唄える:三宅唱
公開したばかりのもので、映画好きの子と一緒に
先を見ずに、ただ今を追い続ける3人の話。好きな人のことも刹那的な感情だと思い込んでいたがある瞬間、これは恋だと気付かされる。
今まで、人生に対して欲がなく生きてきたけど、恋と気付いてからはもう抑えられないって感じ
すごく人間味がある作品でよかった
おーわり
よしもとばなな
本を買おう
深夜0時
深夜0時を回っている
帰宅途中に、
可愛らしい浴衣を着た女の子がとぼとぼ歩いて帰っていた
お友達と納涼船でお酒飲んだのかな、
好きな子とお祭りに行って、帰りは口にしないけどお互い帰りたくなくって、ギリギリまで一緒にいたのかな
とか勝手に妄想してた…
昼間は人通りが多くて、車も多いところなんだけど
深夜は全く音がなくて、時間がゆっくり進んでるみたいなの
楽しかったことが終わった彼女の気持ちと深夜の道とこの夏の終わり感が
なんとも言えない寂しさと重なってるな
と思っただけ
平成最後の夏
夏はじまったと思っていたら、
もう8月が終わる〜
四年間の夏を振り返って見る
一年目:サークル充してた。先輩とかに、ちやほやされてた記憶しかない。この年は何もかもが新鮮で、大学生の自分に酔っていたな。こんな薄汚い女になっちまったよ。。。
二年目:付き合ってた人がいたので、その人とぶどう狩りに行ったり、かき氷食べに行ったり、花火に行ったり、旅行にいったり、人生で一番幸福を感じてた年な気がする
この先、こんなに人を好きになることはあるのかなあとたまに考える
三年目:勉強してた。周りの人に圧倒されて、自分を見失って病みまくった。辛くて仕方なかったけど、この時に留学してなかったら自分と向き合うことは一生なかったのかもな。人生経験です
四年目:無気力すぎて、寝るかバイトするか本読んでるか無駄にネットサーフィンするか飲んでるか。人に相談せずに、一人で考えごとをすることが多かったからよかったのかも。なんだかんだ、自分に自信持てなくなって、自分と向き合って思考してる時が大事な時間だと思う
平成の時代、後悔はたくさんしたけれど、
後悔は平成においていこう
って考えると、残り少ない平成はなんでもできるように思えるから
おすすめだよ
ってことで
暇だし、吉祥寺で映画みてこよっと。。。